音楽・スポーツの話題を中心に日々の雑感を綴ります
by neroli_bigarad
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母に捧げる歌
今日は母の日。ということで母に捧げる歌について書いてみようと思う。

日本には母への思いを歌った名曲が数多い。「かあさんの歌」、「ヨイトマケの唄」、「おふくろさん」、「母に捧げるバラード」などいずれも心にしみる名曲ばかり。大抵の人にとって母親は自分に最も深い愛情をそそいでくれた人なのだから当然というべきか。詞も曲も歌唱も精一杯感情をこめたものになるのは自然な成り行きだろう。
先日サッカー中継のハーフタイムにチャンネルを変えてみたら丁度森進一さんの「おふくろさん」の熱唱を聴くことができた。森さんは私にとって歌というものの素晴らしさを教えてくれた人であり、この歌を聴くといつも胸が熱くなってくる。

一方でクラシックに目を転じてみると意外に母への思いを表現した作品というのがあまり見当たらない気がする。その代わりに神のひとりごを生んだ聖母マリアを扱った作品は星の数ほどもある。クラシック音楽の起源の一つが教会音楽であることを考えれば当然のことなのだろう。クラシックの世界では「アヴェ・マリア」が母に捧げる歌の代用を果たしているのだろうか。
クラシックで母を扱った歌曲というとまず思い浮かぶのはドヴォルザークの「我が母の教えたまいし歌」だろうか。これは切々としたメロディーが心を打つ名曲。

アメリカのフォークソングに「When it's lamplightin' time in the valley」という歌がある。自分に会いたがっているであろう母のことを歌った名曲で、日本では「谷間のともしび」のタイトルで知られている。河野一郎著「英語の歌」(岩波ジュニア新書)という本で知って以来好きな歌だったのだけど、今回あらためてネットで調べてみて、2番3番の歌詞を知って少し驚いた。どうもこの歌は「Green, green grass of home」などとと同じく犯罪者が処刑を前にした心境を歌ったもののようだ。アメリカにはわりとこの手の歌が多いらしい。そうした背景を知るとこの歌にこめられた思いには普通の母への歌とは違った切実さがあることに気づかされる。

誰にとっても、母親は最も深く感謝している人であると同時に、その気持ちを伝えるのが最も難しい人でもあるのではないだろうか。ここにコメントして下さる方にはお子さんをお持ちの女性が多く、ロムして下さっている方も多いのだと思う。子供というものはたとえうまく表現できないとしても、とてもとても母親に感謝しているものだということをわかっていただけるといいのだけど…。

世界中のお母さんたちに乾杯!
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by neroli_bigarad | 2006-05-14 15:52 | 音楽
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