音楽・スポーツの話題を中心に日々の雑感を綴ります
by neroli_bigarad
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趣味:音楽鑑賞、アロマセラピー
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父を思う娘の歌
今日は父の日。ということで、私には娘の立場で父への思いを歌った歌でとくに好きなものが三つあるので、そのお話。

プッチーニ 「わたしのお父さん」
一つ目はプッチーニのオペラ「ジャンニ・スキッキ」の中のアリア「わたしのお父さん」。プッチーニが残したアリアの中でもとりわけ美しい旋律が印象的なこの曲は世界中の音楽ファンに広く愛されている。私もこの曲はとても好きで、イタリア語がわからないのに原語の歌詞を覚えてしまったほど。恋人との仲を認めて欲しいと切々と訴えるラウレッタの可憐な歌唱には父親のジャンニ・スキッキならずともほろりとさせられてしまう。

パパ
作詞:中山加奈子/作曲:奥居香
二つ目はプリンセス・プリンセスの「パパ」。中山加奈子さんのまっすぐな詞と、当時の日本のポップス界を代表するメロディーメーカーだった奥居香さんの切なくもやさしい旋律が胸を打つ名曲である。このサイトは本田美奈子さんのファンも多く見て下さっていると思うのであまり大きな声では言えないが、美奈子さんのワイルドキャッツ時代には私はプリンセス・プリンセスのファンだった。特に中山加奈子さんは私に言葉の力というものを教えてくれた恩人である。この歌も「好きな人がいるの」と打ち明ける女性のひたむきな心を描いた歌詞に惹かれて好きになった。

T'en va pas (邦題「哀しみのアダージョ 〜彼と彼女のソネット〜」)
作詞:R. Wargnier, C. Cohen/作曲:R. Musumarra
最後はフランスの女性歌手エルザのデビュー曲「T'en va pas("タン・ヴァ・パ"と発音する)」。彼女はレジス・ヴァルニエ監督、ジェーン・バーキン主演の映画「La femme de ma vie(邦題『悲しみのヴァイオリン』)」に出演した際、監督の薦めで映画のテーマ曲としてこの歌を歌ったという。
「T'en va pas」とは「いかないで」という意味で、この歌は上記二曲とは異なり「パパいかないで、ママを愛してるならいかないで」という趣向の曲。録音当時13歳のエルザのいたいけな歌声と哀愁を帯びた旋律が心の奧の琴線を無遠慮に妖しく掻き鳴らす名曲である。

大抵の男性にとって父親とは乗り越えなければならない壁のような存在でもあると思うのだけど、こうした曲を思い浮かべると女性の場合は違った感情を抱くものなのかな、という感じがする。私には娘が(というより子供自体が)いないので想像するしかないのだが、娘からこんな声を聴かされたら父親とはどんな思いをするものなのだろう。特に最後の「T'en va pas」、男とはこんな歌を聴かされても、それでもどこかへ行ってしまうことができる生き物なのだろうか。
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by neroli_bigarad | 2006-06-18 17:18 | 音楽
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