音楽・スポーツの話題を中心に日々の雑感を綴ります
by neroli_bigarad
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ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 Op.18
いわずと知れたラフマニノフの最高傑作、彼の大作曲家としての地位を確立させた記念碑的な名曲である。このジャンルではチャイコフスキーの1番などと並んで現在最も人気のある曲の一つである。この曲の成り立ちについては以前のエントリーのリンク先を参照して欲しい。ここではラフマニノフ・マニアとして、一般にあまり知られていない(と思われる)が、この曲を鑑賞する上で重要な事実を一つ紹介しておこうと思う。

ラフマニノフ家は元々は大地主貴族であったが、作曲家セルゲイ・ヴァシーリエヴィチが生まれた頃にはかなり没落しており、彼の幼少時についに破産して両親が別居するという事態になってしまった。困窮する彼を親身になって助けたのが父方の伯母とその一家、サーチン家の人々であった。彼が作曲の意欲を失っていた時期にダーリ博士を訪ねることをすすめたのもサーチン家と懇意の医師だった。
1890年、17才の夏に初めてサーチン家の所領イワノフカを訪れて以来、毎年の夏をそこで過ごすのが彼の慣例となった。最初の年にそこで一緒になったのがサーチン家の親類にあたるスカローン家の人々だった。彼はこの家の三姉妹のために「ワルツ」、翌年には「ロマンス」という六手のピアノのための小品を作曲している。三姉妹のためなので、六手ピアノという特殊な編成になっている。このうち末娘のヴェーラとの間に淡い恋愛感情が芽生えたといわれている。なお、CDのライナーなどで、三姉妹の長姉ナターリア・スカローンと、後に彼の妻となるサーチン家の長女ナターリア・サーチナを混同した記述を時々見かけるが、惑わされないように。
ヴェーラ・スカローンは1899年、ラフマニノフ失意の時期に別の男性に嫁いでいった。

ピアノ協奏曲第2番ははじめに第2楽章と第3楽章が作曲され、全曲の完成前に二つの楽章が1900年12月2日モスクワ交響楽の夕べで演奏された。最後に作曲されたのが第1楽章である。
さて第1楽章より先に作曲された第2楽章だが、まずオーケストラによるやや神秘的な導入部の後ピアノがアルペジオを奏で、それに乗せてフルートとクラリネットがこの楽章の主題を歌い継いでいく。実はこのピアノのアルペジオは前述の六手ピアノのための「ロマンス」の冒頭で用いられたものなのである。したがってこの主題は旋律にアルペジオがつけられたのではなく、アルペジオに合わせて旋律がつくられたのではないかと思われる。この辺りの事情はグノーのアヴェ・マリアと少し似ているかも知れない。
ダーリ博士の助力を得つつ協奏曲の構想を練っている時、ラフマニノフの胸のうちにあったのはスカローン姉妹とイワノフカで過ごした夏の情景であったと思われる。この曲が私たちの心の琴線にふれる理由の一つは、彼の初恋への追憶がこめられていることにあるかも知れない。またこの曲が「逢い引き」(原題 Brief Encounter)をはじめとする恋愛映画に頻繁に利用されるのも、こうした事情によると思われる。
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by neroli_bigarad | 2006-02-11 19:11 | ラフマニノフ
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