音楽・スポーツの話題を中心に日々の雑感を綴ります
by neroli_bigarad
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カテゴリ:クラシック( 6 )
グラインドボーン音楽祭 2004 ーその2ー
その1からの続き。

2004年7月に行われたグラインドボーン音楽祭の二つ目の演目はプッチーニ唯一の喜劇「ジャンニ・スキッキ」。一つ目の「けちな騎士」と同じく貪欲さというテーマを扱いながら、対照的に軽快で笑いの絶えないコメディーである。


ツィータ: フェリシティー・パーマー
チェスカ: マリー・マクロクリン
マルコ: リッカルド・ノヴァーロ
リヌッチョ: マッシモ・ジョルダーノ
シモーネ: ルイージ・ローニ
ネッラ: オリガ・シャラエワ
ゲラルド: エードリアン・トンプソン
ゲラルディーノ: クリストファー・ウェイト
ペット・ディ・シーニャ: マクシム・ミハイロフ
ジャンニ・スキッキ: アレッサンドロ・コルベルリ
ラウレッタ: サリー・マシューズ
スピネロッチョ: ヴィアチェスラフ・ヴォイナロフスキー
アマンティオ・ディ・ニコラーオ: リチャード・モスリー・エヴァンズ
ビネルリーノ: ジェームズ・ガワー
グッチョ: ロバート・デーヴィス
ブオーゾ: マチルダ・ライサー

指揮: ヴラディーミル・ユロフスキ
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
演出: アナベル・アーデン


「けちな騎士」の幕切れで、息絶えた男爵の遺体の傍らから長持の鍵束を息子アルベルトが持ち去る場面を引き継ぐかのように、この喜劇の冒頭では亡くなった資産家のブオーゾを悼む親族のすすり泣きで幕を開ける。みなもっともらしくブオーゾの死を嘆いて見せるが、彼らの最大の関心事は彼の遺産の行方である。ブオーゾが遺言で遺産を全て教会に寄付しようとしていることがわかり、一同はここで初めて真の悲しみの声を上げる。知恵者のジャンニ・スキッキの力を借りて遺産を自分たちのものにしようと企むが、逆に彼の才覚の罠にはまり遺産の最もうまみのある部分を彼に取られてしまう、というのが大体のあらすじである。

ここでは人々の醜悪な金銭欲が喜劇の手法で滑稽に描かれている。その容赦のない描写は登場人物たちが哀れに思えてしまうほどである。しかしこれもまた人の心の赤裸々な真実の一面なのだろうか。
一方でこの劇には舞台となるフィレンツェへの讃歌という側面もある。フィレンツェの住人であるブオーゾの親族たちがよそ者のジャンニ・スキッキにしてやられる筋書きはこの町の人々への皮肉とも受け取れるが、アリア「フィレンツェは花咲く木のように」は心からの賛美を歌い上げている。辛辣な内容にも関わらず見ていて晴れやかな気分にさせられるのは、歴史あるこの町の賑わいが劇中にみなぎっているためだろうか。

音楽監督のユロフスキが「この二作は理想的なカップリングだ」といった意図はもはや明白だろう。共通するテーマを対照的な手法で描き、一方の幕切れがそのままもう一方の幕開けにつながるというのは見事な相性というほかない。これを見通した眼力に敬意を表したい。
演出のアナベル・アーデンは「けちな騎士」で貪欲の精を演じたマチルダ・ライサーに死んだブオーゾ(すなわち死体)の役を演じさせた。これがまた抱腹絶倒の演技で、死体の役でこれだけ笑わせる力量は大したものだと思う。

このオペラで最も印象的なのがアリア「わたしのお父さん」。ジャンニ・スキッキの娘ラウレッタはリヌッチョと愛を誓い合う仲。遺産奪還作戦への協力を要請されたもののリヌッチョの叔母と折り合いが悪くへそを曲げてしまった父に、懇願するように甘くやさしく歌い上げる。少し頭の弱そうな娘という印象も与えるキャラクターなのだが、毒に満ちたこの喜劇の中の清涼剤のような存在である。
全体にはまるでドリフターズのコントを思わせるようなドタバタしたコメディーなのだが、そんな作品にもこのようなロマンティックな名旋律を書いてしまうプッチーニの才能にはただただ感嘆するばかりである。大作曲家は数あれど、美しい旋律を生み出す才能という点ではその中でも屈指の存在だと改めて思った。
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by neroli_bigarad | 2006-04-20 19:40 | クラシック
N響の演奏によるスクリャービン「プロメテウス」
昨日午後9時からの「N響アワー」で2月24日・25日に行われたコンサートの模様が放映された。曲目はスクリャービン作曲「プロメテウス」。スクリャービンが構想しながら当時の技術では不可能だった音と光のコラボレーションを現代の技術を駆使して実現する、という試みを興味深く鑑賞した。

指揮:ウラディーミル・アシュケナージ
出演:ペーテル・ヤブロンスキー(ピアノ)
   井口真由子(色光ピアノ)
   国立音楽大学合唱団(合唱)
照明:成瀬一裕
プロデューサー:川口義晴

「色光ピアノ」とは鍵盤を押すと光を発するというスクリャービンが夢想した楽器(?)。その光がスクリーンに映し出されて、作曲家が思い描いた音と光の世界が再現されるというわけだ。プロメテウスはギリシャ神話の神で、人に火を与えた存在とされている。
観賞した正直な感想はこれのどこが「火」なのだろうか、ということだった。音楽からも映像からも私はむしろ静かで冷たい光を感じてしまった。これは火よりもオーロラのようなものに近い世界のように思われた。あるいはこの音楽を北欧の野外で本物のオーロラの下で行えば作曲家の夢想したような神秘的な体験に近づくことができるかも知れない、などと考えてしまった。そんな環境でオーケストラの演奏のどというものができるとすればの話だが。こればかりは現代の技術でも不可能だろうか。

世の中には「共感覚」というものを持つ少数の人々がいる。普通私たちの五感は互いに独立しているのだが、これらの人達は音を見たり、色彩を味わったりすることができるのだ。私の知っている範囲ではピアニストのエレーヌ・グリモーさんがそうした一人。スクリャービンは音と色彩との対応表を作成しており、彼も共感覚の持ち主だった可能性がある。彼は「神智学」という独自の神秘主義哲学にのめりこんだことでも知られており、彼にとっては自分の世界観を十全に表現するためには音楽ばかりでなく視覚的効果をとりいれることは必然だったのだろう。今回の試みは彼の思い描こうとした世界を垣間見る貴重な体験を与えてくれたといえると思う。

たがこれが音楽の新たな可能性を切り開くものだったのかといえば、個人的には「?」である。彼は光ばかりでなく「匂い」をもとりいれることを構想していた。私もアロマセラピーを趣味にしているので気持ちはわからなくはないのだが、このエピソードを聞く度に私はチェーホフ「かもめ」のコスチャの劇中劇を思い出す。
チェーホフは当時流行していた虚無的な思想傾向に批判的で、そうした思想を表現した芝居のパロディを自らの作品にとりいれたのだった。コスチャが「必要なのは新しい形式だ」という主張を後に撤回せざるを得なかったように、スクリャービンの夢想も結局はどこにたどり着くあてもない現実逃避でしかなかったのではないか。
「火」というには熱さも破壊的暴力性も感じない音と光のコラボレーションを鑑賞しながらそんなことを考えてしまった。


この演奏を生で鑑賞された方の感想:
えすどぅあ
庭は夏の日ざかり
即評
「ゆうちゃんの独り言」
CLASSICA - What's New!
Je me dedie cette oeuvre
気分屋のぷれーな日記
NHK交響楽団定期演奏会を聴いての拙い感想-2006年(前半)
さすらい人の夜の歌

TVで鑑賞された方の感想:
yurikamomeの妄想的音楽鑑賞とお天気写真
どんなとこへこんなとこへ
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by neroli_bigarad | 2006-04-11 00:45 | クラシック
ショパン 即興曲第4番 嬰ハ短調 遺作(幻想即興曲 Op.66)
ついでなのでショパンの幻想即興曲についても書いておこうと思う。

フレデリック・ショパン(1810ー49)は「即興曲」と題するピアノ独奏曲を生涯に4曲作曲している。彼は実際に即興演奏の名手だったが、これらの曲は特に即興から生まれたわけではないようである。最も有名な第4番嬰ハ短調はショパンの死後、紙ばさみの中から手稿が発見され、彼の弟子で友人のフォンタナにより1855年に出版された。「幻想」のタイトルはその際つけられた。出版が遅れたので第4番となっているが、実際には4曲の中で最も早く作曲され、1835年にはすでに完成していた。生前に楽譜が出版されなかった理由については諸説あるがよくわかっていないらしい。曲は3部形式からなり、中間部には甘いメロディーがあらわれる。
なお、フォンタナは出版の際にショパンの初稿を元に加筆・変更していたのだが、ポーランド出身のピアニスト、アルトゥール・ルービンシュタインが1960年、パリの競売で決定稿であるショパンの自筆楽譜を入手し、62年に出版している。
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by neroli_bigarad | 2006-02-21 19:23 | クラシック
「扉を叩く音」
今日はネタが古くならないうちにモーツァルトと同じく古典派の大作曲家ベートーヴェンの話題を一つ。
お正月のクイズ・ミリオネアの特集で、小泉孝太郎君が1000万円を獲得したのだが、最後の問題が「ベートーヴェンの交響曲第5番『運命』の冒頭の『ジャジャジャジャーン』という動機は何の音を模したものか?」だった。孝太郎君は「父なら絶対に知っているはずだけど自分は知らない」と言いながら、勘で見事に当てていた。
正解は勿論、「扉を叩く音」なのだが、私はこのことを知らない人がいるということにも、これが1000万円のかかった問題だということにもびっくりしてしまった。私はクラシックには全く興味のなかった子供の頃から知っていたように思うのだけど。

しかしこの番組で正解を知って賢くなったつもりでいると実は大間違い。この話はベートーヴェンの友人シントラーによる「ベートーヴェンは『運命はかく扉を叩く』と語った」という証言に基づいていて、「運命」というニックネームもそこからつけられている。しかし、シントラーという人物は自分の肩書に箔をつけるためにベートーヴェンのエピソードを粉飾して紹介したふしがあり、この証言の信憑性にも、「運命」というニックネームが本当に作曲家の意図を反映したものなのかどうかにもかなりの疑義がある。(「辛 口」というブログにタイトルどおり辛口の解説記事がある。)
したがってベートーヴェンの音楽を真面目に論ずる人達は、シントラー証言を彼の音楽を理解するための手掛りとして採用することには極めて慎重になっているのが現状である。残念ながら番組ではそこまでのフォローはなされていなかった。

それにしてもあの番組、芸能人が挑戦者だと難易度が下がるように感じるのは私だけだろうか。
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by neroli_bigarad | 2006-01-17 18:58 | クラシック
天才は天才を知る?
再びモーツァルトについて。
モーツァルトといえば6才で作曲を始め、生涯に数え切れない程の名曲を残したクラシック最大の天才作曲家。ほかに天才といえばメンデルスゾーンやチャイコフスキーの名も思い浮かぶが、モーツァルトはその中でも別格の存在だ。同じ大作曲家でもベートーヴェンの場合楽譜の手稿には綿密な推敲の跡が見られるのに対し、モーツァルトの手稿は全く手直しした形跡が見当たらないという。すでに頭の中で完成されているものをそのまま書き起こすだけでよかったのだろう。信じ難いことだ。

アインシュタインも小柴昌俊氏もモーツァルトをこよなく愛したという。天才は天才を知るということなのだろうか。
モーツァルトの音楽はよく「天国的」と評されるが、私にはどうもハッピーすぎてしっくりこないことが多い。私が挫折した理由はもしかするとこの辺にあるのかも知れない。

それでもピアノ協奏曲20番ニ短調 K.466 や、クラリネット協奏曲イ長調 K.622 などはお気に入りの名曲だ。とくにクラリネット協奏曲の第2楽章はクラシックの中でも屈指のヒーリング・アダージョだと思う。クラシックはちょっと、という方にもぜひお薦めしたい。

参考記事:
音楽玉手箱:健康になる10曲
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by neroli_bigarad | 2006-01-15 15:53 | クラシック
モーツァルト・イヤー
今年はW.A.モーツァルト(1756-1791)の生誕250周年ということで、モーツァルトに関する話題が盛んにとりあげられているが、そんな中で面白いニュースが伝わってきた。長らくモーツァルトの頭蓋骨とされてきたものがDNA鑑定の結果、本物とは確認できなかったという。
モーツァルトは死後すぐにどさくさにまぎれて埋葬されて正確な埋葬場所もわからない、と聞いた覚えがあるので、そんな頭蓋骨が存在していたという事自体私には驚きだったけど、まあ予想された結論といえるのだと思う。今までそういう調査が行われてこなかったということは、みんな本物である可能性は低いと思いながらもそこにロマンを感じていたかったのだろうね。事実上偽物と断定されたといってもいい結論なのに、報道の見出しはどこも「本物と鑑定できず」「謎深まる」「未決着」などと曖昧にしているのもそんな心理を反映しているのだと思う。
でも日本のメディアの取扱いは小さいね。みんな映画の「アマデウス」の埋葬シーンは印象に残っているし、なかなか面白いニュースだと思うのだけど。

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by neroli_bigarad | 2006-01-12 23:50 | クラシック