音楽・スポーツの話題を中心に日々の雑感を綴ります
by neroli_bigarad
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女子シングル フリープログラムを見て その3
荒川さんのインタヴューなどを総合すると、二つ目のコンビネーションジャンプは3回転-3回転を予定していたのを、サルコウの着氷が十分でなかったためにとっさにトウループを2回転に切り替えたようだ。サーシャがウォーミングアップで転倒していたことはあるいは気づいていたかも知れないが、演技の間はヘッドフォンで音楽を聞いて見ないようにしていたと話しているので、点数についての計算や駆け引きは全くなかったと見ていいだろう。ルールが変わっても美しい演技を追求し続けた荒川さんらしい態度だと思う。

安藤さんは4回転に挑戦したいという自分の意志を貫徹して立派だった。夢に見た大舞台で自分の思い通りにのびのびと演技できた経験はかけがえのない宝物になるだろう。もちろん内容は安藤さん本来の力からすれば全く不出来なものだった。トリプルトウループでの転倒などは考えられないことだ。それでもこの経験をさらなる成長への糧とすることができるはずだ。
とびぬけたジャンプの実力と可憐なルックスによってフィギュアの有望選手という枠を越えて国民的アイドルになってしまったために、なかなか練習に集中できる環境を築けなくなったが、難しい条件を克服することもこれからは必要になってくるだろう。メディアへの対応も上手にならないといけない。またジャンプの精度を高めるためにも、終盤のスタミナを確保するためにも体重を厳しく管理していかなくてはならないだろう。プログラムの構成に自分の希望を反映させるためにはアスリートとしての自己を確立しなくてはならない。いろいろと難題は多いがそれだけ魅力と才能にあふれている選手なのだから、将来大きな花を咲かせて欲しいと思う。
世の中のみなさんには今回結果を残せなかったからといって彼女を責めないで上げて欲しいものだ。荒川さんだって長野の時は13位だったのだから。
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by neroli_bigarad | 2006-02-27 18:59 | フィギュアスケート
女子シングル フリープログラムを見て その2
サーシャとスルツカヤはどうも体調が万全ではなかったようだ。二人ともショートプログラムが会心の出来だったのでサーシャが前日の公式練習を休んだと聞いてもあまり気にも留めていなかったのだが、フリーの演技から察するに二人ともどこか悪いところがあったのだろう。
サーシャはウォーミングアップの時から明らかにおかしかった。ループジャンプを跳んで転倒してみたり、荒川さんと衝突しそうになる場面がTVに映し出されていた。いやな予感を抱えながら演技が始まったが、案の定最初のルッツで転倒、フリップも失敗した。これまで大事な場面でミスを犯すことで知られていた彼女だが、演技の序盤でジャンプを失敗するということは今までなかったように思う。しかしその後は何とか持ち直し、ミスを最小限に抑えてこれまでとは違うところを見せてくれた。ただスパイラルシークェンスなども彼女にしてはスピードや安定感を欠き、本来の力とはほど遠い寂しい内容だった。終えた時の表情は何かさばさばした感じで、こういう結果になることを覚悟していたかのように見えた。自分の状態は自分で把握していたのだろう。少なくとも予想外の失敗をしてしまったという表情ではなかった。
スルツカヤは始まるまでは特におかしいところは感じなかった。ただ、荒川さんの素晴らしい演技の後ではさすがの彼女もプレッシャーを感じないわけにはいかないだろうと思いつつ見ていたのだが、最初のルッツで着氷が乱れコンビネーションにできなかったところで明らかにおかしいと思った。その後もらしくない演技が続きループではついに転倒。スルツカヤの転倒なんて今まで見たことがあっただろうか。彼女も終わった後はやはり仕方がないといったような表情だった。スコアが出た時のおどけたような仕草が印象的だったが、内心では悔しさをかみしめていたことだろう。これまでずっと会心の演技を続けてきたのに、よりによってオリンピックでこんな出来になってしまうなんて…。
ショートプログラムが稀に見るような接戦だっただけにフリーでのこの二人の不調は残念だった。全員が会心の演技を見せた上でのこの結果だったなら喜びもさらに増していたはず。まああまり多くを望み過ぎてもいけないのだろうけど。

男子シングルフリーの第1グループの滑走が終わった時、解説の五十嵐氏が「6人滑って6人とも終盤になって足にきていたということは氷の状態がやわらかいのかも知れない」と指摘されていた。氷がやわらかいとちょうど砂浜を走るのと同じようにスタミナを消耗するのだという。女子シングルでもやはり終盤のスタミナ切れが目立ったように思う。スルツカヤでさえスパイラルではスピードがなくほとんど止まりそうになり、ステップもエッジが滑らずに歩いているような状態だった。
村主さんも演技を終えた後「もう動かない!」と言ったのがマイクを通して聞こえてきたが、やはり足にきていたのだろう。終盤になるとスピードが落ち、そのために音楽と合わなくなっていた。曲調が変わってテンポアップした後でもスパイラルをしばらく続けていたし、最後の回転の速いスピンも十分に見せられないうちに音楽が終わってしまうなど、村主さんらしくない乱れ方だった。サーシャやスルツカヤが不振だったのでメダルをもらってもおかしくない出来だったと思うが、スピンやスパイラルなどでの技術点の伸びしろの少ない村主さんとしてはこういうミスは痛かったのではないか。
それでも世界のフィギュアファンに村主さんをオリンピックで見られてよかったと思わせるだけの演技はできたと思う。ソルトレークシティーの時も丁寧で繊細なスケーティングが評価されていたが、あの時とくらべても表現の内容がさらに深化していることを感じさせる演技だった。あの後クラシックばかりでなくローリングストーンズの「Paint it black」や「ピンクパンサー」などにも取り組んで表現の幅を拡げ、今シーズンのプログラムでは挫折と希望、光と影の交錯する世界を見事に描いていた。メダルには手が届かなくても、サーシャやスルツカヤよりも村主さんの演技が心に残ったという観衆は多かっただろう。
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by neroli_bigarad | 2006-02-25 18:24 | フィギュアスケート
女子シングル フリープログラムを見て その1
今回荒川さんを金メダルに導いた最大の要因の一つは、序盤に予定していた二つの三回転-三回転のコンビネーションジャンプを三回転-二回転にグレードダウンした安全策にあるだろう。ショートプログラムでは最初のルッツの着氷が乱れたのでとっさに二回転に変えたようだが、フリーでは見た限りでははじめから二回転のつもりでいたようだ。結果的にサーシャとスルツカヤがベストとはほど遠い演技しかできなかったためにこの決断が成功だったといえるわけだが、なぜこうした判断を下したのだろうか。おそらく彼女には、無理をして技術点を稼ぐよりも、観衆の心に残る美しい演技をすることを優先させたいという思いがあったのだと思う。
実をいうとはじめのうちは、サーシャとスルツカヤの状態が万全ではないという情報を事前に得ていたか、あるいはウォーミングアップの様子を見てそう判断して、安全策に切り替えたという可能性もなくはないなと思っていた。しかしその後のインタヴューを聞いていると、やはりそうした計算は全く頭になかったようだ。計算づくでああいう美しい演技ができるものではあるまい。
純粋に自分が満足できる演技をしたいという思いを胸に滑っていたからこそ、人々の心をうつ素晴らしい演技ができたのだろう。この日の演技は攻めの姿勢を欠いたものの、天女が雲の上を舞うようなやわらかな優雅さがあった。もともと彼女のスケーティングはしなやかな美しさが持ち味だが、今回ほど滑らかに氷の上を滑っていたことはかつてなかったように思う。
パラヴェラ競技場の氷は選手のスタミナを消耗させやすい状態だったようだが、彼女に限ってはスケーティングの優雅さは最後まで変わることはなかった。むしろ氷のやわらかさを味方につけたかのような、優美でしなやかな演技が印象的だった。
これまで彼女は実力を十分に発揮できずにいることも多かった。しかしそれは決して精神的な弱さからくるものではなかったと思う。高い技術と芸術性の両立というこの競技の宿命的な課題に正面から取り組んでいたからこその迷いだったのだろう。本番を目前にしてのコーチの変更、プログラムの曲の変更と、リスクを伴う決断をあえて下すことができたのはアスリートとしての自己を確立していたからだ。
フィギュアスケートでは無欲な者に勝利の女神が微笑むようだ。特に女子シングルではその感が強い。「何としてもメダルを」とか「前回のリヴェンジ」といった思いの強い人は自滅する傾向にあると思う。無心に演技そのものを楽しむ人が最も美しく輝くのだと思う。
今回の結果は、ルールが変わっても最も観衆の心をとらえた選手が栄冠を勝ちとるというフィギュアスケートの原則に何ら変わりはないことを示すものだといえるだろう。意外な結果ととらえる向きもあるかも知れないが、私は決して驚かなかった。荒川さんこそ女王の名に相応しい舞姫だと信じていたからだ。
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by neroli_bigarad | 2006-02-25 02:37 | フィギュアスケート
荒川さん 金メダルおめでとう!!
荒川さん、金メダル本当におめでとう。そして素晴らしい演技をありがとう!!
ずっと荒川さんこそ世界の頂点に立つに相応しい人だと信じてきた私の思いを証明してくれて本当にうれしい。まさに女王の気品と風格を漂わせた演技で世界中のフィギュアファンを魅了してくれた。ひたむきな努力で築き上げた最高の演技に心から拍手を贈りたい。
今日の演技は三回転-三回転のコンビネーションジャンプを封印したり、スピンのスピードが少し足りな目だったりと、攻めの姿勢は欠けていたが、その分いつもにはない空を舞うようなやわらかさの際立つ演技だった。ほかの選手達が本来の実力を発揮しきれずにミスを重ねる中、目に見えるミスをループジャンプが二回転になるだけに抑えたのは強い精神力のあらわれだろう。
私達ファンは荒川さんの力量を知っているので、今日の演技がベストの出来だとは必ずしも思わない。それでも多くの選手が耐え切れないほどの重圧のかかる大舞台で、一番輝いていたのは間違いなく荒川さんだった。何度でも言いたい、おめでとう、そしてありがとう!!
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by neroli_bigarad | 2006-02-24 08:15 | フィギュアスケート
荒川さんに力強い応援
以前荒川さんのエキシビションの曲について少し書いたが、この曲を歌っているケルティック・ウーマンが現在来日しているらしい(たぶん写真右端がmeavさん)。荒川さんが自分達の曲を使っていることを知り、応援しているという。ショートプログラムの演技も生中継で見ていたそうだ。
「1位と小差みたいだし、逆転して金メダルを獲ってほしい。24日も絶対見る」と話しているそうなので、彼女達の送るパワーがトリノの荒川さんに届いて最高の演技を見せてくれることを期待したい。
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by neroli_bigarad | 2006-02-23 18:53 | フィギュアスケート
女子シングル ショートプログラムを見て その3
リョンとマクスウェルは真央ちゃんが得意とする片手ビールマンスピンをやってみせた。ニョロさんによると、マクスウェルがこの技を始めたのは真央ちゃんより早かったそうだ。リョンはきびきびとした動作がかわいらしく、マクスウェルはしなやかな滑りが魅力的だった。
サラ・マイヤーの演技を見たのは初めてではないはずなのだが、以前どんな演技をしていたのかが記憶にない。今回あらためてのびやかでかわいらしい滑りを見てファンになってしまった。フリーも見られるので楽しみだ。
リュー・ヤンはすらりとのびた長い手足としなやかなスケーティングがチェン・ルーを彷彿とさせるいい演技だった。TESがのびないのが惜しかった。
謎の国北朝鮮から来たキムはどんな選手か興味をもって見ていたが、意外にも丁寧なスケーティングを見せていい演技だったと思う。TESは仕方ないとして、PCSはもう少しのびてもよかった気がする。
リアシェンコのあの独特のルッツの助走を見ないとオリンピックという気がしない、というファンは多いだろう。ヴェテランらしく、大人の演技を見せてくれたが思いのほか点がのびなかった。もっといい点がついてもよかったと思う。

競技の話からはそれるが安藤さんの衣装について一言。あちこちのブログを覗くと最悪の評価を受けているが、私はなかなかシックでよかったと思う。ヘアスタイルもあわせて少し大人びて見えて、安藤さんの新たな魅力を引き出していたと思う。もっとも競技用として動きやすさなどがどうだったのかは疑問ではあるが。
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by neroli_bigarad | 2006-02-23 18:30 | フィギュアスケート
女子シングル ショートプログラムを見て その2
大いに満足した女子シングルのショートプログラムだったが、最大の心残りはソコロワさんの笑顔が見られなかったことだった。この人は笑顔のかわいらしさでは断突の金メダルなのに、あんな表情を見ることになるなんて…。ヴェテランらしからぬミスの連続で、本人もさぞ悔しかっただろう。フリーでは男子のライザチェクのように会心の演技で、金メダルの笑顔を見せて欲しい。
地元イタリア期待のコストナーはコンビネーションジャンプで転倒し、苦しいスタート。好調と伝えられていたが、インタヴューに対しあらかじめ逃げ道を用意するような弱気な発言をしていたので不安に感じていたが、やはり重圧に負けてしまったのだろうか。ただでさえ注目が集まっている選手に旗手をつとめさせるというのは気の毒だったと思う。私はこの選手はジャンプに高さがなく回転のスピードだけで跳ぼうとすることや、長い手足を持て余したような動きが少し野暮ったく見える点を不満に感じていた。今回見るとジャンプの跳び方は相変わらずだが、身のこなしはだいぶ洗練されてきたように思った。
安藤さん、コストナーと初出場にして過重な期待をかけられた選手がミスを犯す一方で、何の重圧もなくのびのびと滑ったマイスナー、ヒューズ、ゲデヴァニシヴィリが好結果を残した。三人とも三回転-三回転のコンビネーションジャンプを得意にしているが、ヒューズはルッツの着氷が乱れセカンドジャンプが二回転に。ジャンプ以外の身のこなしではマイスナーは淡泊に過ぎ、逆にヒューズは動きに落ち着きがなく姉には備わっていた気品を欠き、ゲデヴァニシヴィリがしなやかで一番よかったと思う。
なお、マイスナーが滑っていた曲はラフマニノフ最後の作品「交響的舞曲 Op.45」の第1楽章。中間部にはサックスによるノスタルジックなメロディーがあらわれるが、彼女のプログラムではヴァイオリンによって奏される部分が使われていた。
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by neroli_bigarad | 2006-02-23 00:46 | フィギュアスケート
女子シングル ショートプログラムを見て その1
4時間余りにわたって29人の演技を見られて実に贅沢な時間だった。しかも結果的に上位の顔ぶれが私の希望通りになったのでかなり興奮してしまった。

私は荒川さん、スルツカヤ、コーエンは優劣をつけ難いほど実力が拮抗しているのに、スルツカヤだけが突出して高く評価されているのを不満に感じていたので、この三人がほぼ横一線に並んだのはとてもうれしい。フリーでも彼女達がそれぞれ会心の演技を見せてくれたら、誰がどの色のメダルでもいいと思う。
スルツカヤは、今も病気と闘っていることなど微塵も感じさせない、いつもながらの元気溌剌の演技だった。「死の舞踊」というよりは生の躍動そのものだったような気がする。特にダブルアクセルは変わった入り方だなと見ていたのだが、リプレイで見ると解説の佐藤有香さんご指摘の通りあまり見たことのない難しい跳び方だった
荒川さんはこの大舞台にやっと本領を発揮してくれた。華やかさ、優美さ、気品、およそフィギュアスケートファンの求めるもの全てがそこにあった。コンビネーションジャンプの二つ目は無理して三回転にする必要はなかったと思う。今シーズンずっと課題だったトリプルフリップもクリーンに決まっていた。スピン、ステップの技術もさることながら、氷の上での動作全てに女王の風格を漂わせていた。音楽は私の以前の予想に反して三部形式を保ったまま全体を短く切り詰めていたが、どこにも不自然さを感じさせず、振り付けとの調和も全く申し分なかった。さすがにモロゾフ、いい仕事をしてくれた。
サーシャは持ち味の柔軟性を活かした表現力を遺憾なく発揮してくれた。得意のシャーロット・スパイラル(片足を高くあげ頭を下にしてI字状になる姿勢)は見せなかったがしなやかなスケーティングが素晴らしく、小さな体で観衆を魅了していた。大舞台に弱いという評判を見事に覆してくれた。

村主さんも持ち味の丁寧なスケーティングが素晴らしかった。ビールマンスピンのようなアクロバットがない分上位三人と点差がついたが、内容的には彼女達とくらべて全く遜色のない充実した演技だった。ソルトレークシティーの時とくらべてもさらなる高みに達していることを示してくれたと思う。
安藤さんは緊張からか動きがとても硬かった。ウォーミングアップで三回転-三回転のコンビネーションを軽々と決めて見せたので調子よさそうに見えたのだが、いざ演技が始まると思い通りの動きができていなかった。スパイラルシークェンスでフェンスに激突しそうになったのはリンクの狭さのせいもあるだろうが、それにしてもぎこちなかった。安藤さんのスパイラルは不調な時でも比較的安心して見ていられたのだが、今回に限っては安定感を欠いていた。それでも表情が柔らかかったのは唯一救いだった。城田強化部長も笑顔で迎えていたのでその点はほっとした。メダル候補という重たい肩の荷はお姉さん二人に預けて、フリーではのびのびと滑って欲しい。
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by neroli_bigarad | 2006-02-22 19:01 | フィギュアスケート
ショパン 即興曲第4番 嬰ハ短調 遺作(幻想即興曲 Op.66)
ついでなのでショパンの幻想即興曲についても書いておこうと思う。

フレデリック・ショパン(1810ー49)は「即興曲」と題するピアノ独奏曲を生涯に4曲作曲している。彼は実際に即興演奏の名手だったが、これらの曲は特に即興から生まれたわけではないようである。最も有名な第4番嬰ハ短調はショパンの死後、紙ばさみの中から手稿が発見され、彼の弟子で友人のフォンタナにより1855年に出版された。「幻想」のタイトルはその際つけられた。出版が遅れたので第4番となっているが、実際には4曲の中で最も早く作曲され、1835年にはすでに完成していた。生前に楽譜が出版されなかった理由については諸説あるがよくわかっていないらしい。曲は3部形式からなり、中間部には甘いメロディーがあらわれる。
なお、フォンタナは出版の際にショパンの初稿を元に加筆・変更していたのだが、ポーランド出身のピアニスト、アルトゥール・ルービンシュタインが1960年、パリの競売で決定稿であるショパンの自筆楽譜を入手し、62年に出版している。
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by neroli_bigarad | 2006-02-21 19:23 | クラシック
フリーダンスを見て
やはりデュブレーユ・ローゾンは棄権してしまった。ファンにとってはこういうのが一番残念なこと。最後のシーズンと決めていたようなのでさぞかし心残りだろう。せめて世界選手権には万全の状態で臨んで欲しい。

私が見ていて一番惹かれたのはベルビン・アゴストだった。雰囲気を創り出すのがうまく、魅力的な演技だったと思う。まだ若いカップルなのでこれからが楽しみだ。フィギュア大国のアメリカだが、意外なことにアイスダンスではこれまで銅が最高だったという。今回は銀、次のオリンピックでは大輪の花を咲かせそうな予感がする。女性のベルビンが美人なのも応援したくなる要素の一つだ。
ナフカ・カスタマロフは複雑なステップを簡単そうに踏んで見せて、技術の高さを感じさせた。ただ音楽の使い方を含めたプログラムの構成の仕方では、浅田真央ちゃんのショートプログラムやライザチェクのフリーの方が勝っていたように思う。
グルシナ・ゴンチャロフはオリジナルダンスの時ほどには美しさを感じなかったが、相応しく踊るのが難しいと思われるオリエンタルな雰囲気の音楽に敢えて挑んだところに彼らの意欲を感じた。
メダルに届かなかったカップルの中ではドロビアツコ・ヴァナガスが見ていて楽しかった。音楽の使い方が効果的でコスチュームもシンプルで上品、なおかつ美男美女の組み合わせということもあり、なかなか魅惑的な演技だったと思う。ただ上位に食いこむにはステップの技術的レヴェルが少し物足りないかなと思った。
渡辺・木戸組は日本のカップルとしては過去最高の成績だそうで、本人達もこの大きな舞台で演技できることに喜びを感じている様子が伝わって来てよかったと思う。後を継ぐ若いカップルが育ってくれば私のこの競技への関心も高まるかも知れない。ただ、上位のカップルにくらべるとどうしても体型で損をしているなという感は否めなかった。

これで早くも3つの種目が終わり、残すは女子シングルのみとなった。ロシア勢は予想通りの強さで、今シーズンのスルツカヤの強さを考えれば全種目制覇も見えてきたが、意外に若手が育ってきていないように見えるのが気がかりなところ。ヴォルチコワの代替を用意できなかったことに不安を感じさせる。
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by neroli_bigarad | 2006-02-21 18:39 | フィギュアスケート